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Seminar Overview
遺伝性乳がん卵巣がん症候群に関する検査や治療が保険診療となり、新たな遺伝診療へと道が拓けた2020年。しかし臨床現場は、リソースは十分ではなく多くのジレンマを抱えており、施設だけでなく地域のネットワーク構築も必要です。さらに遺伝に関する社会への啓発活動も欠かせません。グローバルではピンクリボン活動によってブレストアウェアネスという言葉が広く浸透しています。女性自身がご自分の乳房の状態に日ごろから関心をもち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」といいます。乳がん診療において遺伝診療の重要性が増す中、医療者だけでなく乳がんと診断された人も診断されていない人も遺伝に関心を持つことが必要となっています。そこで今回は臨床現場が困っている課題をいくつか取り上げ、施設・地域・社会として取り組む対応策をともに考えていきたいと思います。
Program
がん研究会有明病院
大野 真司先生
【経歴】
1984年 九州大学医学部卒業
1984年 九州大学医学部附属病院医員(研修医)(第二外科)
1989年 米国テキサス大学研究員 (血液・腫瘍学)
1992年 国立病院九州がんセンター医員(消化器部・外科)
1993年 九州大学医学部附属病院助手(第二外科)
1997年 九州大学医学部附属病院併任講師(第二外科)
2000年 国立病院九州がんセンター乳腺科部長
2011年 国立病院機構九州がんセンター 臨床腫瘍研究部長
2014年 国立病院機構九州がんセンター 臨床研究センター長
2015年 がん研究会有明病院 乳腺センター長
2018年 がん研究会有明病院 副院長
九州大学大学院特別講師、広島大学医学部客員教授、
徳島大学医学部客員教授、 群馬大学非常勤講師、
北京大学第一病院客座教授
那覇西クリニック
玉城 研太朗先生
【経歴】
2003年 信州大学医学部卒業
2003年 大崎市民病院外科
2006年 東北大学大学院医学系研究科腫瘍外科学講座 大学院
2009年 学位取得(医学博士)
2009年 東北大学乳腺内分泌外科 医員
2011年 那覇西クリニック乳腺外科
2012年 東北大学大学院医学系研究科非常勤講師
2013年 那覇西クリニック診療部長
2013年 沖縄県立看護大学非常勤講師
2015年 Stanford 大学留学 (Mark Pegram教室)
2016年 那覇市医師会 理事
2018年 沖縄県医師会 理事
がん研究会有明病院
金子 景香 先生
【経歴】
お茶の水大学大学院
遺伝カウンセリングコース 博士前期課程修了
株式会社ファルコバイオシステムズ、
国立病院機構四国がんセンターを経て、現職
Seminar Detail
日時 | 2020年12月19日(土) 17:00 ~ 18:00 |
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会場 | オンラインでの開催 ※申込み頂いた方宛てに、視聴URLをご案内いたします。 |
参加費 | 無料 |
主催 | コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン株式会社 |
お問い合わせ | コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン株式会社 セミナー事務局 E-mail:precisiongenome_webinar_info@konicaminolta.com |