第1回 遺伝性腫瘍診療セミナー
~ 遺伝性乳がんの一部保険診療化に伴う
遺伝学的検査実施における課題と多遺伝子パネル検査 ~
 
  • 開催日:2020年10月10日(土) 16:00~18:00

オンライン配信


*本セミナーは終了いたしました。ご参加いただきありがとうございました。

セミナー概要

Seminar Overview

 乳がん患者に対するBRCA遺伝学的検査は、2018年にPARP阻害剤適応判定目的(コンパニオン診断)で、2020年には遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)の確定診断目的で適応症例に保険で実施可能となりました。多くの乳がん患者がBRCA遺伝学的検査を受検できるようになり、検査提案のタイミング、検査前後の情報提供の方法や内容、HBOC確定診断数とat riskの非発症血縁者数、などが大きく変わってきています。

 遺伝診療の側から見た遺伝性乳がん診療における現在の課題や、日本では未だ自由診療で提供される多遺伝子パネル検査の活用や多職種での取り組みによる課題への対応についてお話しいただくとともに、事前にいただいた質問などのディスカッションをしていきます。

 

 

こんな方におすすめ

Target

  • 医師
  • 認定遺伝カウンセラー®
  • 遺伝カウンセラー養成課程の学生
  • その他の医療従事者

プログラム概要

Program

ご講演
 

愛知県がんセンター リスク評価センター

愛知県がんセンター研究所分子遺伝学分野

井本逸勢 先生

【職歴】 

 1987年 京都府立医科大学附属病院医員(第三内科)
 1995年 米国メイヨークリニック博士研究員(消化器病学、分子細胞遺伝学)
 2000年 東京医科歯科大学難治疾患研究所助手(分子細胞遺伝学)
 2002年 東京医科歯科大学難治疾患研究所助教授(同上)
 2010年 徳島大学大学院医歯薬学研究部教授(人類遺伝学)
 2016年 徳島大学副理事(併任)
 2018年 愛知県がんセンターリスク評価センター長、
            愛知県がんセンター研究所分野長(分子遺伝学、併任)
 2019年 愛知県がんセンター研究所副所長(併任)
 2020年 愛知県がんセンターがんゲノム医療センター長(併任)、
 
【所属学会】

日本人類遺伝学会(理事)、日本癌学会(評議員)、日本疫学会(代議員)、
日本遺伝カウンセリング学会(評議員)、日本遺伝性腫瘍学会(評議員)、
日本がん分子標的治療学会(評議員)、日本消化器癌発生学会(代議員)、
日本消化器病学会、米国癌学会、米国消化器病学会、米国人類遺伝学会


【専門医等】

日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、
認定臨床遺伝専門医・指導医、社会医学系指導医・専門医
 

 

QAセッション

 

事前にいただいた質問などについて、司会から講師へ提示し、ディスカッションを行います。

 

 

セミナー詳細

Seminar Detail

日時 2020年10月10日(土) 16:00 ~ 18:00
会場 オンラインでの開催
※申込み頂いた方宛てに、視聴URLをご案内いたします。
参加費 無料
主催 コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン株式会社
お問い合わせ コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン株式会社 セミナー事務局
E-mail:precisiongenome_webinar_info@konicaminolta.com