このページの本文へ移動します
MainVisual

今から3ヶ月の準備が勝負!
GA4導入のおさえておくべきポイント

~これまでと同じようにGA4を使えるの?~

4/19 (火) 14:0015:00
person01

コニカミノルタジャパン株式会社武藏 嘉宏

セミナーアーカイブ動画を見る

頂いたご質問への回答

 

皆さまからいただいた質問を一部加筆・修正しております。ご了承くださいませ。

GA4のデータ計測で「動画を視聴した回数」も分かるということですが、「ページ内に埋め込んだYouTube動画が、ページ内でどれほど再生されたのか」が分かるということでしょうか?

はい、ご認識の通りです。
YouTube動画であればGA4内の簡易な設定を行っていただくことで、どれほど再生されたか確認ができます。

GA4にて直帰率が廃止された背景・理由はなんでしょうか?直帰率改善はCVR等の成果において貢献しないという背景だったのでしょうか?

明確にGoogleからは提言されていませんが、ユーザーの行動がWEBサイトだけにとどまらずアプリや動画コンテンツに拡大したことで、Google Analyticsもそれらの分析に対応しうる解析ツールへと進化したことが理由かと思います。
WEBサイト・アプリ・動画コンテンツ、それぞれで重視する指標が異なり、同一の管理画面で全体を俯瞰して分析することが難しい現状が背景としてありました。

GA4はビッククエリと連携できるとのことでしたが、 ビッグクエリも無償で利用できますか?

BigQuery自体は従量課金制の有償ツールですが、無償で利用できる枠もございます。

トラッキングIDは、GA4で再設定する必要があるのでしょうか?

GA4のトラッキングIDはUAとは異なるものなので、再度設置する必要があります。
GTMで計測設定をしている場合はGA4用のタグを作成する必要があります。

UAのデータをGA4に流し込むことはできますか?

技術的には不可能ではないかもしれませんが、GA4とUAは同じ指標でも計測方法が異なるのでツールの中で合算されないと思います。
そのため、GA4にUAのデータを流し込むことができたとしても意図した形式で確認できない可能性があるので推奨しません。

UAのデータはGA4には連動されないとのことでしたが、データポータルで連携すれば、例えばPV数などを一方はGAから、一方はGA4からなど両方のデータを一画面で見ることはできるのでしょうか?

UAとGA4のページビュー数(GA4では表示回数)を1つのデータポータル内でそれぞれ表示することは可能です。
ただし、UAの停止スケジュールに準じるため2023年7月以降のUAデータはデータポータル内で表示されないものと考えられます。

GA4のソースを、一旦サイトに設置するにあたって、既存のUAソースもそのまま設置したまま、来年7月(UA終了)まで同時並行で計測することは可能でしょうか?

はい、可能です。

イベントの追加を、GA4側でするか、GTMで設定するか、どちらが望ましいですか?

用途に応じて使い分けいただくとよいと思います。
まず、GA4でのイベント設定は設定対象が「GA4内に蓄積されているデータ」であることが前提になります。
そのため、特定ページのURLやページタイトルを指定するとよいものはGA4内でのイベント設定で完了すると思います。
一方で1つのページの中に同一のボタンやリンクが複数ありそれぞれを識別したい場合などは、サイト内のソースコードに記述されたClickIDやHTMLの要素を指定した計測が必要になるためGTMでの設定を推奨いたします。

UAのタグを設置したまま、GA4のタグを導入すれば、UAのサービス提供期間が終了するまではどちらのデータも閲覧できるという理解で間違いありませんか?GA4タグの埋め込みをした場合、今までのUAタグについて無効になったり、 UAのデータが閲覧できなくなることはないでしょうか?

UAタグを設置した状態でGA4を導入すると、UAのサービス終了までは両方のデータを閲覧することが可能です。

GA4タグの埋め込みをした場合、今までのUAタグについて無効になったり、 UAのデータが閲覧できなくなることはないでしょうか?

適切にGA4タグを埋め込んでいただければ、UAタグの無効化(タグ同士のバッティングによるエラー)やUAにデータが蓄積されなくなるといったことは無いものと思います。

既にUAを利用しています。画面上で、GA4の「開始」ボタンを押した場合に、現在のGAの仕様が変更されてしまうということはないでしょうか?操作を進めるにあたり不安に感じています。

GA4の計測は該当のトラッキングコードがサイトまたはGTM内に実装されていることが前提となります。サイト側に対してトラッキングコードを実装していなければ計測は開始されないので「開始ボタン」を押しただけでは特に影響はありません。

UAでは、GTMでタグを設置しています。新しくGA4のタグを発行した後、Webサイトへ適用する場合は新たにGTMの設定をするということでしょうか?

既存のGTM内にGA4用のタグ・トリガーを追加いただく必要があります。
※GTM内にはGA4用のタグのテンプレートが用意されています

HTMLにUAとGA4それぞれ2つのトラッキングコードを入れてもいいのでしょうか?

はい、問題ありません。

GA4新規でのトラッキングID設定も、コニカミノルタでサポートしていただけますか?

GA4の導入・GA4導入に伴う各種設定は弊社での対応が可能ですが、GTMを導入していない場合のサイト内へのトラッキングコードの実装はお客様側または制作会社様の対応となります。

GAの複雑な設定を再度行うことが憂鬱です…。

GA4は全く新しいGoogle AnalyticsツールでありUAとは根本的に異なるため、設定の仕様も異なります。GA4の設定をする上で不安や疑問がある場合は、ぜひ一度コニカミノルタにご相談ください。

GA4は、具体的に何に特化したツールなのでしょうか?

GA4で顕著になった機能は「横断」という面だと思います。クロスデバイスのデバイス間の横断やWEB・アプリ間の横断計測などユーザー一人ひとりの行動にフォーカスしやすくなったように思います。
また、新たに予測機能が追加されており、ユーザー行動の予測が可能です。

GA4を設定するとUAのアカウントは自動的に移行されますか?

いいえ、自動的にGA4への移行はされません。

GA4で設定しないと計測できない指標で、代表的なものを教えていただけますか。

自動計測イベントで取得できるイベント以外の計測はすべて設定が必要になります。
最も一般的なものではサイト内のボタンやリンククリック計測などが挙げられるかと思います。

GA4と外部サービスとの連携については、現状サポートしていますか?

GA4でもカスタムディメンションが利用できますので、カスタムディメンション経由で外部サービスデータをGAに連携している場合はGA4でも連携可能かと思います。不安であれば外部サービス側に問い合わせいただくことを推奨いたします。

エンゲージメントについて、もう少し詳しく知りたいです。

GA4におけるエンゲージメントは下記の通り定義されています。
「10 秒を超えて継続したセッション、コンバージョン イベントが発生したセッション、または 2 回以上のスクリーン ビューもしくはページビューが発生したセッションの数」
直帰率が「サイト内で何もしなかった割合」であることに対し、エンゲージメント率は「サイト内で何かしてくれた割合」と対照的な意味合いの指標になります。

なお、エンゲージメント関連指標としては下記のようなものが新たに用意されています。
・エンゲージのあったセッション数
・エンゲージメント率
・平均エンゲージメント時間
・セッションあたりの平均エンゲージメント時間

2023年のUA計測停止以降、古いUAのタグを削除する必要がありますか?

古いUAタグをそのままにしておいても当分は問題ないものと思いますが、サポートが無くなったタグはJavascriptエラーを起こす可能性もありますので、タイミングをみて削除いただくことを推奨いたします。

GA4では、画像をクリックした回数を取得できますか?

はい、可能です。
GA4でカスタムイベントを設定することで、特定の画像リンクのクリック数を計測することが可能です。

GA4の情報収集について、具体的にはGoogleサイトのどこに情報が載っていますか?

Googleアナリティクスのヘルプセンター
→用語の意味や設定手順などがまとめられています

Googleアナリティクスコミュニティ
→疑問を相談することができ、アドバイスを受けることができます

Googleアナリティクスお知らせ
→最新情報や新機能がアナウンスされます

セミナー詳細

日時 2022年4月19日 (火) 14:00~15:00
内容 講演+質疑応答

<主な講演内容(予定)>
・GA4とユニバーサルアナリティクスの違い
・いま、GA4を導入するべき理由と導入手法
・ユニバーサルアナリティクスと同じようにGA4を使えるのか?
・自社で導入ノウハウがない場合の対応策とは?
会場 オンラインでの開催
※申込み頂いた方宛てに、視聴URLをご案内いたします。
参加費 無料
主催 コニカミノルタジャパン株式会社
セミナーアーカイブ動画を見る